「壊れるまで使う」を何にでも当てはめてはいけないという話し
いとまるです。
最近、仕事用のPCを買い足しました。
金額は一般的なサラリーマンの1ヶ月分の給料くらい。
「買い替えました」ではなく「買い足しました」なのは、今使っているメインPCが使おうと思えればまだ使えるから。
メインPCはサラリーマン時代にボーナスの手取りくらいを出費した。
当初は5、6年使うつもりだったが、それを待たずしてここ1年くらいで「ちょっと調子悪いな」と思うようになった。
高い金額を出したし「まだ使えるからいっか」と決断をうやむやにしてきたが、年末ということもありPCの買い足しを考えることに。
調子が悪いという理由もあるが、メインPCが壊れたら仕事に支障が出ることが明確だったから。
合理的に考えたら買っといて良いモノだが、使えるモノを買い換えるというのは少し抵抗があった。
「壊れるまで使う」という考えもあるが、それを当てはめて良いことと良くないことは区別しないといけない。
将来的に壊れてどうなるか想像したとき、PCは仕事に支障が出るしクライアントに迷惑がかかる。
プライベートでしか使わない車とかであれば、迷惑を被るのが自分だけだから自分が最悪の事態を受け入れれるなら良いと思う。
不動産に当てはめるとそういうケースによく出くわす。
収益物件を買ったときも全部修繕できればベストだが、金額との兼ね合いもあり全部はできない。
「とりあえずここままでいっか」と放置したとこは、結局入居者から連絡が入り、余計に大変なことになる。
ただ、将来を予想できても現在の自分を甘やかし、将来の自分に負担を押し付けることはままある。
知恵と勇気を発揮できるよう、日々鍛錬が必要だと思った今日このごろ。
ではまた。
最近気になるエリアと、2022年の不動産投資を表す漢字
いとまるです。
最近の不動産活動は特に目立った動きはなく、種銭が貯まるのを待つ日々。
春には個人事業主として払う所得税が待ち構えており、収入支出を洗い出して計算してみると少なくとも半年は物件を買うことはなさそう。
そんな状況下でも一応物件情報は見ている。
千葉県全域を一応見ているが、特に目星をつけているのが自宅近所の物件。
地域名だけ聞くと街中っぽいが、実はクルマ社会の地域なので坪単価は抑えめ。
戸建ても12〜15%で仕上げられるんじゃないかと思える物件もある。
家賃も高いが、物件も今まで購入した物件より高く、500〜1000万のレンジ。
この価格帯の物件を現金購入で買い進めるのは難しいので、融資になるだろうな。
と、そんな妄想を繰り返している。
話しは変わって、健美家さんで「2022年の不動産投資を表す漢字」が発表された。
結果を見ると売り手市場といった印象で、買い進めるのが難しい1年だったと思われる。
この状況下でも買い進める人や買い控えている人がいたりスタンスは様々。
不動産を買い進めて勤め人の卒業を目指す人、不動産で基盤を固めやりたい事業に取り組む人。
前者は勤め人の属性を活かして攻めの不動産、後者は余剰資金の活用で守りの不動産。
そんな印象があり、色んな人にお会いしたがこれから始める人の中でも取り組む姿勢に違いを感じる。
多くの人から話しを聞いて、さらにどんな背景があってその意見なのか想像を巡らせると、取り入れるべきなのか判断しやすいかも知れない。
ではまた。
サッカーW杯で感じた関心の輪と影響の輪
いとまるです。
不動産はめっきりやることがなくなって、最近はポエムブログと化している当ブログ。
さて本日は話題のサッカーワールドカップについて。
戦前はグループステージ敗退が濃厚と思われていたが、蓋を開けてみると予想だにしない活躍ぶりに熱中している人も多いのではなかろうか。
僕もその1人である。
ドイツ戦のジャイアントキリングに続き、スペイン戦も大いに盛り上がった。(コスタリカ戦はなかったことにしよう)
ベスト8入りも期待してクロアチア戦を観戦してたが惜しくも敗戦。
皆勤賞で全試合テレビにかじりつき、試合が終わった後もネット記事を読んだりSNSの意見を見て浸っていた。
ここでふと思い出したのが「7つの習慣」で紹介されて関心の輪と影響の輪について。
完訳 7つの習慣 人格主義の回復 | スティーブン・R.コヴィー, フランクリン・コヴィー・ジャパン |本 | 通販 | Amazon
クロアチア戦の後、「日本はPKに弱い」だの「なぜ負けたのか?」だの意見が飛び交っていた。
選手個人への辛辣な意見もあったり、逆にそれらに対して擁護する意見もあり様々だった。
そういう意見をわざわざ見に行く僕自身も関心の輪が広がっていると気づいた。
ワールドカップの結果なんて終わった後にどうこう言っても変わることはないし、ましてや勝っても負けても僕には何の影響もない。
それなのにやるべきことを差し置いて時間を浪費していることに気づいた。
限りある時間という資産を自分のために使わずしてどうするか。
4年に1度のワールドカップも見るべきではない、とまでは思わないが、必要以上に深入りするのは良くない。
ワールドカップに限らず世の中には様々なエンタメに溢れている。
ワールドカップが終わったらまた別のコンテンツに関心を持ち、次々にコンテンツを消費している間に人生が終わってしまうのではないか。
実際にそうなってて時間を無駄に過ごしていた時期もあったので、自戒を込めて感想を綴ってみた。
ではまた。
できないとわかった時にどうするか?逆境でナニを守るのか?
いとまるです。
本業のエンジニア業で思うことがあり、不動産界隈の人ともこんな話ししたなぁとふと思い出したのでそれについて書いてみる。
それは「『できます』と断言したのに、できないとわかった」ときにどうするか?
最近、スケジュールがヤバい案件にヘルプで参画することになり、はじめましての方を含む数名とzoomミーティングしたときのことだ。
「当初の予定通りにいかずリスケしたので、これからは遅れがないようにしたい」とのことだったので、迷うことがあればすぐ相談して、状況は逐一報告したほうがいいなぁと思いながら聞いていた。
週1で各自の状況報告会があるのだが、3週目あたりで違和感を感じた。
「あれ?この人先週もおんなじようなこと言ってなかったっけ?」
仮にその人をAさんとしよう。
Aさんも僕と同じようにPJごとに契約して参画しているエンジニアだ。
Aさんに振られていた仕事は、初めてやることで作業前に調査から必要な仕事だった。
多少難易度高めで作業工数も多くかかりそう、というのが全員の認識だった。
「コレを使えばできそうという感覚はあるが、調査をしている段階」
という最初の報告は納得感があったが、次の週も似たようなことを報告してて、具体的な状況や相談事は出てこなかった。
さらにその次の週も変わらずで、スケジュール的に待てないと思ったのか、リーダーが
「週明けに一度確認しときたいができそう?」
と尋ね、Aさんは大丈夫だと返した。
でも、週明けにAさんから何の連絡もなかった。
さすがにこれ以上はスケジュール的に厳しいとリーダーから催促のチャットが入り、ようやく成果物が出てきた。
僕が思うのは「週明けに間に合わないかも?」と思った段階で一報を入れるべきだったのではないかということ。
徹夜してでも間に合わせる気があるなら、何が何でも完遂する前提で報告しないのもアリだと思うが、そういう気があったのか知る由もない。
そもそも何週間も抱え込んでやることでないので、時間がかかりそうとか、そもそも自分にできそうにないと思うなら相談すべきだったのではないか?
早めに声をかければ相談された側も対応しようがあるが、できると言われて当日になって「できてないです。」というのが最悪のパターンだ。
それをしないのはプライドどうこうというより、「まぁ、なんとかなるだろう」という怠惰で自分に甘えた感情に負けているからだろう。
僕も自分自身との約束を守れなかったりすることもあるけど、仕事でコレをやられるといくらスキルがいくらあろうが信頼されない。
結局、Aさんはその1件に限らず、色んなことが積もり、契約を切られてしまったようだ。
できると言った手前、できないと訂正するのは勇気のいることだが、全体の利益を優先すべきところで、自分の保身に走ってないか一度俯瞰して考えてみることだ。
逆境になってその人がどういう人か初めてわかる気がする。
ではまた。
定年退職した人の話しを聞いて思うこと
いとまるです。
近い親戚に定年退職を迎えた人がいて、その生活等々を聞いて思うことを今日はつらつら書いていこうと思う。
先に定年退職と言ったが、厳密には早期退職だった。
早期退職になると失業保険が給付されたり、優遇された早期退職になるので、普通に定年退職するのともらえる金額に差はないらしい。
(だいぶ前に聞いた話しなのでかなりうろ覚え)
もらえるお金が変わらないならと、その人は早期退職を選んだ。
それが1年ぐらい前の話しになるが、最近になって聞いた話しでは週2、3日のバイトでもしようかと話しているという。
理由を聞くと「失業保険の給付がそろそろ終わりを迎えるので、それに変わる収入がほしい」とかなんとか。
お金に困っている感じはしないが、貯蓄や年金だけでは心許ないのだろう。
本心は知りようもないが、働くことを選ぶというのはそういうことだと思う。
長く努めていた会社であれば、それまで蓄積している経験だったり人脈だったりが活かせるだろうが、新しい職場ではまた1からリスタート。
60歳を超えてやるそれをやる大変さは想像に難くない。
それを聞いて思ったのは、「お疲れ様。今後はゆっくりしてくださいね。」という意味での定年退職の時代ではないということだ。
現代の定年退職とは「強制的な独立」だ。
サラリーマンを長く勤め上げ、独立させられた人が働けるところなんて限られている。
よほどの実績があるとかなければ、レジ打ちとかだろう。
その妥協して選んだ仕事でさえ、高校生のバイトのほうが仕事がデキるという辛い現実が待ち構えてる。
他の親戚筋からは定年を迎えるので個人で開業しようと動いているらしいが、あまり熱量が感じられないのでどうなるやら。
サラリーマンをしていると10歳上くらいの人だったら、よく話すのでどういう生活スタイルとか輪郭がクリアに想像できるが、50、60歳となるとボヤケていた。
最近になってそういった年代の話しが聞こえてくるようになり、考えているのが「独立の時期」。
サラリーマンとして安定()した生活をただ漠然と過ごし定年を待ってもそこには自由はなく、むしろより厳しい世界に放り込まれる。
それならエネルギーがある若いうちに独立して生計を立てることを模索したほうがいいのでは?と考える。
酸いも甘いも噛み分ける年配者に話しを聞くと、学ぶことは多いが、それを素直に受け入れる度量があるかはまた別問題。
ではまた。
「SOFT SKILLS」という本
いとまるです。
このブログは不動産界隈の人がターゲットなので、タイトルにある「SOFT SKILLSとはなんぞや?」
と思う方がほとんどだと思う。
「SOFT SKILLS」はエンジニア向けの人生設計指南書的な本だ。
今年2月に第2版が発売され、初版を読んで以来、約5年ぶりに読んでいる。
帯に書いてる通り、キャリア形成だけに限らずマインドや健康についてまで書かれており、エンジニア向けの本としては異質ものだ。
(ほとんどの本が特定の技術やマネジメントに関するものばかり)
7つの分野について書かれており、その1つが資産形成。
この資産形成でオススメしているのが不動産投資である。
著者自身、不動産だけで生活できるくらいの収入があり、やりたい仕事をして過ごしている。
(2016年の初版出版時、5000$/月の収入だったらしい)
僕が不動産投資を始めたのが昨年2021年。
本書で紹介されてた不動産投資をもう少し真剣に考えていたら、スタートする時期は変わっていたのかもしれない。
初版、第2版のレビュー欄のコメントを見ると、全然興味ない人もいるし、これをキッカケに不動産を始めたいという人もいるので面白い。
この本を紹介しようと思った理由についてだが、エンジニア向けに書かれているが職種関係なく参考になる箇所は多い。
生き方についてこれだけ網羅的に書かれている本も珍しいと思う。
興味がある分野については著者が参考になった書籍が紹介されているので、それを深堀りするキッカケにもなるだろう。
ちなみにキャリアについては正社員だけでなく、フリーランス、自分の商品を持つアントレプレナー、スタートアップのことについても言及している。
自分の商品をいかに作るか、などテイストが某ラジオにそっくりなのでニヤッとする方も多いかもしれない。
最後に解説者の言葉を紹介して終わり。
ある調査によると、起業家として成功している人が共通してもっていた特質は、IQでも学生時代の成績でも実家が裕福だったかどうかでもなく、「パターン認識能力」の高さだったそうです。 つまり、関係ないように見えるところから教訓を引き出すことができる力が成功のカギになっているということのようです。
引用:SOFT SKILLS P.470
ではまた。
Excelにまとめている過去の検討物件を振り返って
いとまるです。
昨年11月に2号物件を購入し、ちょうど1年が経ちました。
ちょっと無理にして購入した物件だったけど、昨今の市場を振り返るとあながち間違いでもなかったかなと思う。
その根拠は気になった物件をExcelにまとめており、検討物件の推移が数値化できるから。
2021年11月〜現在までで気になった物件数は54件。
Excelにまとめだしたのが2021年4月になるが、2021年4月〜2021年11月で79件。
感覚的にも検討に値する物件が減ってきていると実感しているが、それが数値にも表れている。
是が非でも購入したい!と熱意を持って取り組める物件ってココ最近あったかな、って思うくらいに購入しづらい。
戸建てもアパートも難しくなっていると聞くので、今無理に購入する必要はないのでは?と思い始めてもいる。
エリアを広げるか?新しい投資手法を開拓するか?それとも不動産以外に注力するか?
様々な選択肢が考えられる中で、何を選択するかで今後の未来が変わってくる。
そう思うと難しい時代に突入してきたなと思わざるを得ない。
ではまた。