いとまる不動産の人生設計

DIY大家さん兼フリーランスエンジニアの徒然日記

不動産投資を始める前の賃貸業への認識

いとまるです。

前回、戸建て投資についてネガティブなことも書いちゃいましたが、結局何だかんだ戸建てばかり見ております。

さて、不動産投資を始めて、購入から客付けまで一連の流れを経験したので、不動産賃貸業の仕組みをある程度理解できるようになった(つもり)

今となっては当たり前だが、不動産投資を始める前は「そんなこと知らんがな」ということがあったなぁとふと思い出したので、今後入居者の気持ちに寄り添えるように書き留めておく。

残置物について

僕が初めて部屋を借りたのが新卒として働き始めたときだった。

借りたといっても会社が社宅として借りており、部屋探しどころか契約すらした記憶がない。

今思うと好き勝手に使っていたんで、オーナーからしたら嫌な入居者だったかも知れない。

そんな初めての賃貸で備え付けの照明器具が壊れてしまった。

電球の交換は入居者負担だと調べてわかったが、「照明器具は設備なので交換してくれるのかな?」と思い電話してみたら、

「コンセントから先の器具は入居者で交換して頂くことになっておりますぅ」

と返答があり、「あぁ、そうなんだ」と思い電話を切った。

でも、元々ついてた物なんだけどなぁと思いつつ交換したが、今思うとアレは設備じゃなく残置物扱いだったんだなってようやくわかった。

不動産投資を始めるまで「残置物」という単語を聞いたことなかった気がするんだが、一般の人はピンとくるのだろうか?

自主管理について

上京する前、部屋を探すために事前に連絡してた不動産会社に案内してもらい、契約まで済ませた。

引っ越し当日にその不動産会社から鍵を預かり、新居(ボロアパート)にIN。

案内してもらったときはまだ人が住んでて内見できなかったので、このとき初めて部屋に入った。

「写真で見たとおりだな」と一通り見てたら、キッチン水栓の根本(?)から若干水漏れしていることが発覚。※時間が経ったら水が滲み出る程度

後々報告すると面倒になるかも知れないと思い、すぐに不動産会社に連絡して状況を伝えると

「うちでは管理してないんで、オーナーに連絡してください」

とだけ言われ電話を切られた。

「なんでオーナーに直接連絡するんだろう?」と当時はわからなかったが、要は自主管理物件だったのだ。

今となっては仲介会社や管理会社など、不動産会社にも様々な仕事あるし、管理形態も色々あるって知ってるが、当時はそんなことつゆ知らず。

案内してもらった不動産会社は仲介だけというわけだ。

ちなみにオーナーに水漏れのことは連絡したが、「わかりました。また連絡します。」と言われ、放置された。

別に困りはしなかったので、結局退去するまでそのままだった。

おわりに

業としてやっていると当たり前のことでも、一般の人からするとわからないことだらけの業界。

ネットが普及しある程度の情報は得られるようになったといえ、戸建て賃貸とか自主管理とかはマイナーだと思うので、気をつけなきゃいけない(?)

ではまた。