いとまる不動産の人生設計

DIY大家さん兼フリーランスエンジニアの徒然日記

エアコンの故障と設備交換について思うこと

いとまるです。

この日も暑い夏の朝だった。

夏休み前、旅行を目前に控えたタイミングで入居者さんからご連絡が。。。

「エアコンが故障したみたいなので確認してもらえないでしょうか?」

地元の電気屋さんに対応依頼

自分ではどうしようもないので、とりあえず地元の電気屋さんに確認してもらうよう電話。

夏場で忙しい時期だったと思うが、当日中に確認へ行ってくれるとのこと。

以前、知り合った職人さんに頼むほうが安く上がっただろうが、急ぎの事案のときは会社組織のほうが強い。

ちなみに壊れたエアコンは設備として貸し出しており、壁埋め込み式と凝った作りになっている。

交換したらいくらくらいになるかネットでググってみたら、本体だけで10万は超える。。。

電気屋さんを通して本体を仕入れ、工賃までかかるとなると20〜30万コースか?!

朝から冷や汗を感じつつ、多少高くとも止む終えないと思い、続報を待つことに。

ウルトラCの解決策

僕は普段通り仕事に集中しており、15時頃に着信あり。

「〇〇電気ですけどぉ」

「あぁ、そういえば今朝エアコン壊れたんだった。。」と現実に戻り、話しを聞いてみる。

  • 起動はするがすぐに止まる
  • 基盤の故障と思われる
  • メーカーに確認したが、すでに廃盤になっており部品がない

要するに本体を交換するしかないとのことだ。

「仕方無い。。」

と思い交換する方向で話そうとしたら

「同じタイプ(壁埋め込み式)のものを交換すると高いんで、別の場所に新しく設置したほうが安く済みますよ」

と提案された。

詳しく話しを聞くと、壊れた埋込み型のエアコンはそのまま放置し、一般的なエアコンを別の場所に取り付けることができるとのこと。

まだまだヤングで作りが良い物件なので、魔改造するのはちょっと抵抗あるが背に腹は代えられない。

安く済ます方法で話しがまとまり、あとは入居者さんと直接日程の調整をやってくれるとのことで大家の仕事は完了。

ちなみに交換費用はエアコン本体(6畳)、化粧カバー、交換費用諸々合わせ8万円だった。。

時間に余裕があれば自分でエアコンを仕入れ、職人さんに工事をお願いすれば同じ内容で4〜5万円で済んだだろう。

設備交換について思うこと

今回はすぐに業者を手配でき、交換する目処をつけることができたので事なきを得ることができた。

しかし、夏場のクソ暑い時期にもし即対応できないとなったら、入居者は不満だろうし退去に繋がりかねない。

ボロ戸建て界隈は特にかも知れないが、「使えるものは使え」とよく言われる。

利回りを考慮すると正しい考えだと思うが、この「使えるもの」という曖昧な定義をどこまで拡大解釈するかは人それぞれだ。

ある人は「とにかく機能さえしていれば大丈夫」、ある人は「毎日使う設備類、手に触れるものは定期的に交換」とさじ加減が全然違う。

「壊れたら連絡があるしそのとき直せばいいでしょ」的な考えもあるが、僕は「自分で住んでも良いと思える程度には修繕する派」、なのでどちらかと言えば後者だ。

今までも物件を仕入れたら数万単位で済む設備はほとんど交換していた。

今回のエアコンもかなり年代モノだったので、交換しようか考えたが当時は安く仕上げるルートもなく、そのままにして貸し出した。

結果として高く付いてしまったので、設備の交換時期について改めて考えてしまう。

ただ、結局今回のこともタラレバなので、何が正解なのかはよくわからない。

なんだかまとまりがないが、今回はこれでおわり。

ではまた。